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| サトザクラ イチヨウ(一葉) ウコン(鬱金) アンギョウカンピ(安行寒非) タカサゴ(高砂) スザク(朱雀) バラ目 Rosales バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus |
| 落葉高木/サトザクラの仲間は、日本に自生するオオシマザクラ、ヤマザクラなどをもとになって、自然交配したり、人為的に交配されたりして出来上がってきたらしい。狭義のでは、1870年(明治2年、平民に苗字が許可された年)にフランスに渡ったものを基準木と
として命名されたPrunus lannesiana (Carr)Wilsonのこと。花は淡紅色、一重で芳香があり、萼は鐘形で無毛、 若葉は緑色ややや紅色を帯び、樹皮は平滑で淡灰色 元のオオシマザクラPrunus lannesianaが先なんだけど、命名されたのがあとからなので形式上はオオシマザクラがサトザクラの変種になっているんだって・・・・ややっこしい。自生のオオシマザクラの花は変種が多く、色の多彩・花弁の重さなり・雌しべの増加、花期のずれ、樹の形がサトザクラにも影響があるのが良くわかるんだって、だけどまだまだ研究中。一方ヤマザクラのほうは自然交雑で複雑で資料を読んでいても頭がこんがらかって・・・・・・。 |
■イチヨウ(一葉) Prunus lannesiana (Carr)Wils. cv Hisakura 撮影日2008/04/06小石川植物園 サトザクラの代表的で東京の荒川堤にあった品種 花は円形または楕円形で長さ2cmくらい。初め淡紅色、 段々白くなってくる、花弁は20〜30個八重 雌しべが1〜2個で下半分が緑色の葉状に変化しているところからこの名前がついた。花上部は長く伸びて、雄しべよりはるかに長く突き出し、紅紫色をおびる。 若芽は開花時に展開、葛色帯びた黄緑色で蜜線は紅色。成葉は6〜10cm 楕円形又倒卵形で先端尾状鋭尖形 |
■ウコン(鬱金)Prunus lannesiana (Carr)Wils. cv Grandiflora 撮影日2008/04/06 小石川植物園 ウコンの根茎を使って染めた色(鬱金色)に似ているところからこの名が付いた。古くから栽培されている品種で水はけが悪くても大丈夫 サクラの色ではない淡黄緑色が清楚な美しさがたまらない 花:花序は散房状で3個からなる。花びらは八重 花弁は7〜10個で独特な凹凸がある 外側の花弁は、円形または楕円形で水平に開き 淡黄緑色でしばしば先端や淡紅紫色をおびる 内側の花弁は、直立し細くて下方は花柄になり 二つに折りたたまれた状態となる。 一番内側の花弁は旗弁状でやく葯の痕跡がある |
■アンギョウカンピ(安行寒非)Prunus lannesiana cv Angyokanpi 撮影日2008/04/06 小石川植物園 よく見かけるピンクのさくら 花芯辺りが特に濃い赤紫色 花びらの乱舞が楽しめました。 |
■アラシヤマ(嵐山)Prunus lannesiana cv Arasiyama 撮影日2008/04/06 小石川植物園 Wilsonが東京の荒川堤からP.lannesiana f .ranzanの名で報告したものは、このサクラと同一と思われるそうな。 若芽は紅紫色。成葉は単裾歯があり、鋸歯の先端は芒状。表面は淡緑色。 花序は散房状で2〜3個の花 鱗片は濃紅紫色 花柄は長さ1〜1.5cm 小花柄は約2cm 萼筒(ガクトウ)は長鐘形で濃紅紫色 萼片は長楕円形 花弁は5個、ときに6〜7個 花色は白色または微淡紅色だが、先端の外側は色が濃い |
■タカサゴ(高砂)Prunus sieboldii cv Caespitosa 撮影日 2008/04/07 佐倉城址公園 チョウジザクラ×サトザクラ 別名:ナデン(南殿) ムシャザクラ(武者桜) 全国的に広く見られ、古くからあった。 葉・葉柄・花柄・小花柄・花柱に毛が多い 花:花序は散形状または散房状で2〜3個 花弁は10〜20個 倒卵状円形で長さ約2cmくらい 内側の花弁は細長く、 一番内側の1〜2個は、しばしば旗弁状になる 雄しべ35〜50個、雌しべは普通1個 |
![]() ■スザク(朱雀) Prunus lannesiana cv Shujaku 撮影日 2008/04/07 佐倉城址公園 古くは、京都の朱雀にあったのでこの名が付いた 苞(ほう)が非常に小さくて歯牙の先端の小腺体は濃紅色で目立。花柄と小花柄は細くて非常に長く、花は著しく下に垂れるのが特徴 花:花序は散房状で3〜4個、ときに5個 花弁は10〜20個、円形で長さ約1.8cmくらい いちように淡紅紫色、 雄しべ約40個、雌しべは1個で長く突き出る。 |