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カラスビシャク

カラスビシャク(烏柄杓)
北海道から沖縄、朝鮮、中国に分布し畑の雑草として普通に見られる。
カラスビシャクの仏炎苞の形が、ヘビの頭部に似て、目につくので、昔から農事の目安とされ、仏炎苞が良く見られる芒種(6/6)〜半夏生(7/7)までに稲を植える期間とした。
そのあとに植えた稲は実りがよくないとされ、カラスビシャクには別名:ハンゲ(半夏)、または、シュデン(守田)といわれたそうだ。
24節気: 芒種(6/6頃から6/22の夏至までの間)、昼のもっとも長い夏至(6/22日)から暑い大暑(7/23)の中間(7/3〜7/7)までを歳時ではハンゲショウ(半夏生)という。
仏炎苞の花軸の一部が黒い
撮影日2009/05/03  小石川植物園
学名Pinellia ternata (Thumb.) Makino
サトイモ目 Arales サトイモ科 Araceae ハンゲ属 Pinellia
カラスビシャクの後姿

サトイモ科の多年草
球茎は約1cmほど
葉は、1〜2枚 長い葉柄
葉柄の中央付近に1〜2個のむかごを付ける
葉身は、三葉小葉からなり小葉は長楕円形
長さ3〜12cm 

花期:5〜8月
球茎から長さ20〜40cmの花柄を伸ばし、花序を展開する。
仏炎苞は、緑色で長さ5〜7cm、下部は巻き込んで筒状となる。

花軸の基部は5〜8mmは仏炎苞と融合し、
ここに雌花群をつけ、
そのうえの方に離生して雄花群を付け、
さらに6〜10cmの糸状の付属体となって包外に伸びる。

似ているオオハンゲ


薬用
漢方では、地下にある茎の最下部の塊り状の部分をハンゲ(半夏)と称して、止嘔、利尿、鎮咳、去痰剤として、つわり、嘔吐、咳嗽、胃下垂、湿性肋膜炎の治療に使われた。
生姜とともに使うとよいらしい。

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