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スミレ(菫)
スミレの名は、昔の大工用具「墨入れ」に由来し、距を墨入れに見立てたものからついた。
スミレ科にはおよそ世界で16属850種があるが、そのうちでスミレ属が400種。日本のスミレ属は55種類
道ばたや野原に咲くものも・山奥の渓流のほとりに咲くもの・高山のお花畑に咲くものなど。
地上茎無く根茎は短く茶褐色の根。
葉身は三角状披針形、長楕円形上披針形、長楕円形  花茎の中ほどに1対の小苞がつく。
花の形は基本的には左右対称。花は5弁、そのうち1つが大きく、基部は後ろに突き出して袋状の部分(距 きょ)を作る。
多くは下側の大きい花びらに若干の模様が出る。 果実は、熟すると三つに割れ、断面には種子が並んでいる。
種子は乾くと弾け飛ぶ。種子には、蟻が好きなエライオソームが付いてて、これで蟻を呼んで種子を広く撒いてもらう。

アオイスミレ ■アオイスミレ
Viola hondoensis
撮影日2008/04/06小石川植物園

葉:根元から出て、ハート形で先が丸く毛が多い
花:上弁は反り返り、
   側弁は有毛で開かず前に向く
距(キョ):3〜4.5mm
托葉には鋸歯がなく、縁に毛がある。

花が終わってから地面を這って伸びる枝から
新しい根をおろし子孫繁栄

■タチツボスミレ
Viola grypoceras
撮影日2008/04/06小石川植物園

一番ポピュラーのスミレ
スミレ類のなかでは開花期間が一番長い

花期の後半に茎を長ーく茎を伸ばして、
斜めに立つ場合と水平方向に寝る場合とがある。
この性質から「立壷菫」と名がついた

葉:根元から出て、ハート形で先が丸く毛が多い

花:側弁は毛がなく、唇弁の距が6〜8cm
   色は通常水色がかった淡い紫
■タチツボスミレ
Viola grypoceras

撮影日2008/04/07 佐倉城址公園

雨の中のスミレの群落

■スミレ
Viola mandshurica
撮影日2008/03/25 てつクンち
最もシンプルなすみれ

葉:長楕円形状披針形で根元から立ち上がります
  葉柄に付くひれ状の広い翼が特徴
  ノジスミレは、葉が立たず、葉柄のひれは狭い。
  これが違うところ

花:径2cmの濃い青紫の花色
   距は5〜7mmで紫色
花の後ろに見られる尻尾のような部分が距 わかるかな?
■ケマルバスミレ
Viola keiskei
撮影日2008/04/07 佐倉城址公園

花も葉も丸みを帯びてかわいい
花茎や葉など、全体的に毛が生えている。

葉:卵形で基部がハート形、縁に鈍い鋸歯
  さわると柔らかい。長さ1〜3cm

花:径は1.5〜3.5cmで白色
  5枚の花びらが少しづつ重なっている
  縁はやや波打つ
距:5〜7mmの円筒状

■ヒカゲスミレ
Viola yezoensis
撮影日2008/04/07 佐倉城址公園


前のとおり日陰を好む事からこの名が付いた。
葉の両面に柔らかい白い毛が生えている

花:径は、約2cmで唇に紫の筋が入る。
   ガク片の付属体には歯牙がある。

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